アパレルショップの接客について
プレセールを見に、ショッピングモールに行きました。
最近あまり近づいてなかったんだけど、今日は片端からお店を見て回りました。
なんか、全体に接客がマイルドになってるんですね。
以前は入ると同時に、「いらっしゃいませ〜〜、どうぞごゆっくりご覧くださいませ〜」の大合唱で、全くゆっくり見る気がしなかった店も、「いらっしゃいませ」「どうぞ広げてご覧ください」「ご試着できますよ」と、声はかけてくるけど、小声だししつこくない。
この方が絶対に、客の滞在時間は増えるだろうな。
そうやって落ち着いて見てると、「それ、私も持ってますよ〜」みたいなどうでもいい情報でなく、「このTシャツとあっちのTシャツの違い」とか、「糸から生産して作ってます」みたいな付加価値をそっと教えてくれる店員さんもいて、そういう人と話をするのは楽しいです。
このまま、落ち着いた接客方法が定着してくれるといいなあ。
接客方法って、いったい誰がマニュアルを作ってるんでしょうね。
「いらっしゃいませ〜どうぞごゆっくりご覧くださいませ〜♪」も「それ、私も持ってますー」っていうのも、一時どの店でも聞きました。デパートの通路に立っての呼び込みも、昔はそんなことしてる店なかったのに、どこかが始めたらみんなやるようになるんですよね…。
大丸神戸店でぎょっとしたけど、あれはもうやってないのかな。
もちろんどれも「売る」ための戦略なんだけど、ちょっと冷静になって、それがその店にふさわしいか、お客様のためになってるか考えたらいいのにね。
ネットでも服が買える時代だし、実店舗は、もっと実店舗ならではの良さを感じられる接客になってくといいですね。