毎日が冒険

行ってみる、やってみる、食べてみる

私にとって一人で行動することは自由だということ

大学に入った時に、先輩のお話を聞くというような時間がありました。

その中で彼女が言った、「大学生になるということは、一人で行動できるようになるということです」という言葉が印象的でした。

 

私は昔から「一人で行動したい子」でした。

小学生の頃、休み時間に友達と腕を組んでトイレに行く意味がわからなかった。行きたかったら一人で行ったらいいやん。

でも、友達がいらなかったわけではないです。

友達と遊ぶのは楽しい。一緒に帰る人がいないのも寂しい。でも、四六時中一緒にいる必要はないと思ってました。

お互い子供だったので、そこを説明することも、わかってもらうことも難しく(ワガママと言われることも)、ある時は誘われるままトイレに行ったり、ある時は「いま本読んでるからいい」って断ったりしてました。

周りから見ると、空気読めてない子だったので、「ちょっと変わってる」というレッテルを貼られ、そのレッテルは剥がれることなく大学生になってました。

 

なので、「一人で行動してもいい」って聞いて、すごく嬉しかったです。

実際は、2年目くらいまでは一般教養で毎日学校に行くし、クラス単位、その中のグループ単位でまとまることが多く、バラバラに行動するようになるのって三回生くらいからなんですけどね。

友達に会えば一緒にお昼を食べたりするし、部室でお喋りすることも楽しんだけど、図書館で好きな本を読んだり、試験勉強したり、学生会館のカフェでケーキを食べたり、食堂の裏の土手で猫を眺めたり、ひとり時間も満喫しました。

 

社会に出ると、ますます「一人で行動する」ことが当たり前になって、すごく自由だなあって感じました。

 

一人で外食したり、買い物したり、旅行したりができないっていう人は、いったいどこで自由を感じるんだろう?