アウトレットとクローゼットのテーマ
冬物のパンツを探そうと、神戸三田プレミアムアウトレットに行きました。
結構広〜いです。
神戸は垂水にもアウトレットがあるけど、私はこちらの方が好き。
隣にイオンモールもあるので一日中遊べます。
…女同士ならね。
旦那と犬を車に待たせての場合、そんなに時間はないので、いつも駆け足です。
ちなみにアウトレットは通路は犬オッケー。結構わんこ連れも見かけます。
毎回行くのはガリャルダガランテ。
だいたい普通の店舗の半額です。
ガリャルダは回転が早いので、今期ものも入っててお得。
タグがガリャルダじゃなく「jena」ってものがあって、そっちはお得なのかどうかわかんないけど、確実に物がいいのはガリャルダのタグがついてる方です。
と、言いつつ、気に入れば買っちゃうけど。
スピックアンドスパンとバーニーズニューヨークとトプカピも必ず寄ります。
トプカピは服は古いけど小物類はお買い得だと思う。
バーニーズニューヨークは目の保養ですね。
探しているものが見つかるのは稀で、むしろ予定外のものをつい買っちゃうけど、自分のクローゼットを把握してるので、「買ったものの着ていない」というのはありません。
特にここ最近は、自分の中でテーマが生まれたので。
人前で「パーソナルスタイリストです」って挨拶した時に、「なるほどねー」って思ってもらえる服、と、いうのがそれです。
働きだしてから三十歳くらいまでは、私のテーマは「ヴァンテーヌちゃん」でした。雑誌ヴァンテーヌが推奨してた、賢いお嬢さんOLみたいな。
綺麗な色とベーシックカラーの組み合わせ、品のいいデザイン、ミラノ風。
三十歳を過ぎて、「もうお嬢さんて年でもない」って我に返ったときは途方に暮れました。
まあ大人になると、好きなものの方向性はそんなにブレないんだけど、やっぱり何かしらテーマがあった方が買い物の基準ができていいと思います。
実は憧れのテーマというのが昔からあって。
それは「女優」「ドラマチック」というのだけれど、それらの言葉の持つイメージと、自分自身の外見や似合うものが一致しない…。
どこかで折り合いをつけて、いつか私なりの「女優」で「ドラマチック」なクローゼットを持ちたいな。
エルメス祇園店に行きました
祇園花見小路の町屋を改装したお店。これまでは何のお店だったんだろう…。
こちらで、昔流行ったスカーフ、カレの染め直し、ディップダイのイベントをしていると知って、古いスカーフ(20年前の父の社員旅行土産)を持って行って来ました。
染め直しの色はブルーかピンクから選べます。
店内には染め直したスカーフの展示も。
こちらはピンク
こちらがブルー。
ピンクは青み系ピンクに染めあがりますが、ブルーの方はそこまで青くならないみたい。色の出方は断然ブルーが好みでした。
展示品のカレも、お客さんたちが持ってきてるカレもどれも素敵でした。一枚一枚が芸術品ですよね。中には使用感が全く無く、「それ染めちゃうの?」って物も。
あまり待たされないように見えましたが、一度抜けて途中で戻ってくる人もいて、結局受付まで1時間ほどかかりました。
受付では、シミや傷の確認をして(恥ずかしいことに小さなシミだらけ)、持ち込み品の写真を撮った後、「シルクを洗いにかかるので、今までの風合いは失われます。さらに、一度染めると元には戻せません」と、言われて同意書にサインを求められました。そもそも使ってなかったスカーフなので問題なし。
3週間ほどで染めあがるそうで、出来上がりが楽しみです。
このイベント、HERMÈSMATICは12月7日までだそうですよ。
11月は
今月はバイトで朝9時から19時まで立ちっぱなし(昼休憩以外)、そしてバイトのない日は、スクールに行ったり、パーソナルスタイル診断の練習会を開いたり、人と会ったり、ライブに行ったりと、毎日がエブリデイでした。
夕食後にコタツで寝落ちする日々。
慣れない肉体労働で全身が痛いです。
書きたいことはいろいろあったけれど、ここまで疲れると、文章がまとまりません。
書くのも読むのも好きなはずなのにね。
そんな中、今回のバイトで自分の「学び」を見つけることができました。
それは常に冷静でいること。
私はとても共感性が高い人間で、人が嬉しいと嬉しいし悲しいと悲しい。
すごくいい人みたいだけど、これってつまりピリピリした人間関係や職場に入ると、とても疲弊するか、私自身がピリピリしてしまうんですよ。
今月に入って工場は一日中フル回転で、レギュラーの人たちは、疲れや忙しさのあまり、「うわぁぁぁ!」ってなってたり、テンパって「キー!」ってなってたりします。
そんなテンションで突然、「早くこっちにそれ持って来て!」とか、「そんなことしたらあかんでしょ!」とか言われたりするので、私も思わずつられてキーってなってました。
3日目くらいに、これは違うぞ、と、気がついて、「人の感情につられない、どんな時も落ち着いて行動」をテーマにすることに。
でも、自分のラインで何かが起こると、普通にテンパって叫んでたりするんですけどね。(基本的にラインを止めれないので人を呼ばなければならない)
まだまだ修行が足りないです。
もったいない彼女
去年知り合った友達で、すごく「もったいない」人がいます。
同世代の美人で性格は謙虚で控えめ。美人といったけど、小顔でヨーロピアンの雰囲気のある上品な顔立ちは、地味なメガネで隠されています。でも、見れば見るほど美人。数年前に買ったユニクロのジーンズに高校生の時のものだというブラウスみたいな頓着しない格好をしていますが、ジュリエットみたいな格好の方が100倍似合います。
仕事は調理補助のような裏方仕事のバイトを転々と。
飲食が好きだというけど、立ち居振る舞いも上品だし、裏方だけでなく、ホールやドリンクもやってみたいって言うし、ホテルのラウンジとかバーで働けばいいのにって言うと、「そんなところ恐れ多くて」と。
とにかくもったいない彼女。とりあえずメイクをして、今風の服を着てモテて!
と、いうのが周囲の意見。
でも、彼女はメイクよりも食べるもの(マクロビにハマったこともあるらしい。健康志向)にこだわって内側からキレイになりたいし、ファッションにお金をかけるくらいなら、貯金して旅行に行きたいの、と。
価値観は人それぞれだけど、美人には美人の人生を生きて欲しい…と、美人に生まれつかなかった私は思うのです。
そんなこんなで、会うたびに、「ああ、もったいない」って思ってたけれど、先日会って気づきました。
彼女がもったいないのは、美人なのに格好に構わないことではなくて、もともと自由に憧れている人なのに、自分や世間が作った枠に一生懸命自分を嵌めようとしてるからだ、と。
彼女は料理が得意なので、そこに自信を持てばいいのに、「私は人に比べてあれもできない、これもできない。人として落ちこぼれだ」みたいに思ってるんですよね。
だから、人前に出たり目立つようなことはしたくない。美人だと注目されることにすら価値を見出せない。
そりゃあ出来ないことは誰にだってあるし、私も人に比べて出来ないことが多い、出来るまでに時間のかかる人間なので、彼女の劣等感もわかります。
でも、「出来ないことは人にやってもらって、出来ることを伸ばしたらいいじゃない」って思うのです。その方が自分も周りも幸せだよ。
料理がうまい、それだけで人より秀でてるじゃない。
そこを力説してみたけれど、いまいち届いていない様子。
ああ、もったいない!って思いました。
けど、本人がそう思わなきゃ何も始まらないよね…。
まずは見た目
バイト先の工場ではみんな白い上衣と黒いズボン、白いエプロン、白い帽子という姿です。
老若男女の別なく。
髪は全部帽子に隠してしまい、大きなマスクをつけているので、出ているのは頬と目、かろうじて眉。
遠目で見ると誰が誰かわかりません。近づくと、老若男女の区別はつくけれど、あまり交流のない別の部署の人だと、皆同じようにも見える。
目しか見えないと表情も読みにくいし、無個性な作業着姿は相手がどんな人かわかりづらく、コミュニケーションがとても取りにくいです。
ロッカーで帰る支度をして、ふと見ると、髪を下ろして私服に着替えた同じ部署の人が、まるで違う人に見えます。(と、言うか、お互い気づかなかったりもする)
私は「そんなに髪短いと思わなかった!」って言われました。
ヘアスタイルやファッションというのは、その人がどんな人なのか、どう見られたいかという情報の塊なんだなあと改めて感じました。
特に髪の、短い、長い、巻いている、染めている、結んでる、きちんと手入れされている、あるいは惰性で伸ばしている(ように見える)、というのは意外と重要で、普段他人の頭にそこまで注目してないつもりだったけれど、無意識で「その人がどんな人か」の判断材料にしていたみたいです。
ファッションというのは、服装とヘアスタイルとメイクと全て合わせてファッションなんだけれど、その人の印象を左右する順番は(少なくとも私の中では)、ヘアスタイル、服装、メイクかなあ。
そして、声のトーンや言葉遣いという耳から入る情報よりも、やっぱり目から入る情報の方が印象を決定してるんだな、と、強く実感しました。
私の着痩せ
ここ2、3くらいで突然中年体型になった。
若い頃はスレンダー体型だったし、それまでなんとか美容体重を保ってたので、なかなか現実を受け入れられなかった(笑)けど、私脱いだらヤバイんです。
いろいろ試した経験に、パーソナルスタイルの知識を足してみた結果、大事なのは素材と厚みだと思う。
まず、柔らかくて身体に沿う素材、厚くてざっくりした素材はNG。
身体のラインが強調されると余計な肉がバレるし、厚みを足してしまっても着太りして見える。
そういうのが似合うのは、身体のラインが綺麗な人か、ある程度細くて骨格がしっかりした人。
私が着痩せするには、ハリのある素材で肉感を抑えること、長さを出して(ロングカーディガンやストールなど)縦のラインを強調すること、手首は細いので腕まくりして細さを強調すること。
腕でも足でも細い部分が見えてると、隠れてる部分も細いと錯覚してもらえる。
春夏秋は、まあこれでいけるんだけど、これから厚着の季節。
しかも、寒がりなので手首も足首も出したくない。首はストールぐるぐる巻きがデフォ。象の足に見えてもムートンブーツ履きたい。着痩せなんて気にせずダウンコート着たい。
秋は夏の間やらなかった、重ね着やストールが使えておしゃれがか楽しいけれど、冬はおしゃれとは縁遠くなってしまう…。
タイミング
9月に仕事を求めていろんな派遣会社に登録してたんですけど、それ以外に、とある会社にバイトの面接にも行きました。
情報誌の求人欄に広告が載っていて、週3日から、未経験者歓迎って書いてありました。履歴書にも週3日希望って書いて送ったのに、実際面接に行くと「今回はフルタイムの方を募集してるんです」って言われて、「なら何故呼んだ?」と、真顔になりました(笑)
「そもそも未経験の方は(採用は)難しいかもしれませんね」とも。
だから、何故呼んだ?
その会社からは、その後採用通知も不採用通知も来なかったし、面接に行ったことすらすっかり忘れてたわけですが、
突然電話がかかってきて、「週3日でいいので来れませんか?」と。
もっと早く言ってよ〜、と、思いましたね。
「やりたかったんですけど、別のお仕事をもう始めてるので…」って言ったら、「そちらを断れませんか?」って。
その会社、結構大きなところなんです。
だからこんな雑な採用の仕方になるのかな…。
なんだかなあ、と、思って、「契約がありますから」と、重ねてお断りしました。
工場バイトよりそっちの方が百倍くらい、興味のある仕事なんですけどね(笑)
電話切った後、「私なんで断ったんだろ?」って思わなくもありませんでした。
少し前に、以前の職場からの復帰のお誘いを断ったときも思ったけど、なんでもタイミングって大事…って思うのは贅沢なのか⁈
相思相愛でいたいものです。