大人のための私服の教科書
「大人のための私服の教科書」を読みました。
- 作者: 久保田卓也
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2013/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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K値という概念で、コーディネートを点数化するという考え方。仕事用スーツのかっちり、すっきり、トラディショナルな感じをK値10、穴あきジーンズにTシャツ(うちの旦那の私服)をK値3から4とした時に、大人の私服の目指すべきところは6から7としています。
基本はスーツを着崩していくという考え方が、わかりやすいし、大人の男性に取り入れやすいと思いました。
アイテムごとのK値が決められており、それらを足してアイテムの数で割った平均値が6から7の間で収まればいいので、今までの服を全て変えなくてもいいし、小物で点数を上げることもでします。
ショップ別のK値一覧や、小物の選び方も書いてあるので、すぐに実践に移れます。
K値を上げるものとして、センタープレスのパンツやチェックの細身パンツ、ハットなどを勧めているので、おしゃれに意欲のある男性向けですね。おしゃれアレルギーがある男性には、ちょっと難しいかも。
面白い!って思ったのは私だけのようで、旦那に見せてもスルーされました(笑)
コーディネート練習のための、着せ替えのページも。
色使いやシルエット、スーツ選び、さらには巻き物について詳しく解説。これ一冊ですごい情報量。
これ、女性版も作ってもらいたいけれど、女性のおしゃれは多様すぎて難しいかなあ。