毎日が冒険

行ってみる、やってみる、食べてみる

馬場俊英さんのライブに行きました

能動的に涙を流すことによって、ストレス解消をはかる涙活というのがあるそうです。

子供の頃は感受性豊かだったのと、負けず嫌いな性格で、よく泣いていました。泣き虫と囃し立てられ、悔しくてますます泣くタイプでした。

思春期に入ると、今度はどんな場面であれ人前で泣くなんてカッコ悪い、という意識が芽生え、家族や友達と感動系の映画やドラマを見ていても、全力でシラっとしていました。極端です。

大人になってから、泣くのはストレス解消にいいと知り、最近泣いてないなー、と、思うとわざわざ泣ける系の本や映画を見て泣いていました。
確かに感情に任せて泣くのは気持ちいいのです。

ここ10年くらいの私の涙活は、馬場俊英さんのライブです。

セットリストには、応援歌と人生の歌と恋や愛の歌がほぼ均等に入り、そのどれかが毎回心に刺さります。
最近は娘の成長を歌った「右と左の補助輪」が一番泣けます。子供がいないにも関わらず、子供ネタに弱くなってきました…

馬場さんのライブは、以前テレビで「30代女子が泣くライブ」と、特集が組まれました。
実際の客層は4、50代も多いし、男性も多いです。
馬場さん自体はアラフィフ。
人生にちょっと疲れたか、もう一度青春を取り戻したい、あるいはいつまでも青春現役だと思ってる人のハートを掴んでいます。

「旅人たちのうた」というのがあるのですが

この歌詞に出てくる、夢を押入れの段ボールにしまい込んでおきたくない人たちが、ここにはたくさんいるんだろうなー、私もその一人なんだなー、と、思いました。

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帰り道の夕暮れが綺麗でした。