毎日が冒険

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私に合う靴 その1

先日のUSJに、ちょっと足に合わない雨靴を履いていったので、足と腰が痛いです。
そんなわけで、今日は靴の話。

10代の頃から、足に合う靴がなくて困ってました。
当時はどんな靴を履けばいいという情報もなく、常に靴擦れとお友達。
そんな中で、できるだけ幅が広いもの、ヒールのないものを選ぶようになりました。
スニーカー、先の丸いブーツ、ビルケンサンダル、そんなものを履いてたように思います。

そうしてやってきたリクルートシーズン。
最初に買ったパンプスは、企業説明会の帰りに脱ぎ捨てたくなりました。
脱いだらパンストに血がにじんでて、こんなんじゃ内定もらう前に歩けなくなっちゃう!と、絶望的な気持ちに。

そんな時に誰かが教えてくれた「卑弥呼
ここのストラップ付きパンプスが、デザインも良くて、足への負担もそんなにない。
初めこそ靴擦れしましたが、そのうち足に馴染んでくれて、長時間歩けるように。
これをきっかけに、社会人になってからもずっと卑弥呼卑弥呼エレガンスの靴を履いていました。
特にパンプスは、傷んだらお店に持ち込んで、直して履いてたので、コスパが良かったと思います。
シーズン毎に、お店に新しいものを見に行く。気に入ったのかあればその場で買う(24.5はサイズ欠けが多いので)
そんな感じで、つい数年前まで、靴に関する悩みとは無縁で入られました。

卑弥呼で言えば、まず、値段がちょっとだけ下がって、製品の材質が落ちました。
ソールにプラスチックが使われ、ソールを覆う皮?も、ちょっとしたことで剥がれるように。

そして、足型が変わりました。
サンダルの紐が指に食い込んで血豆が出来るように。

何年も快適な靴ライフを送ってきたので、今さら痛い靴なんて履けません。

そわなわけで、さよなら卑弥呼…と、別れを惜しみつつ、改めて向かったデパートで、愕然としました。
これいいな、と思う靴は全て三万円以上だったのです。

靴の場合、足に合うかどうかは長時間履かないとわからないし、その靴が良い靴かどうかという判断は、一年、二年とたって見なきゃわかりません。
そんな、半ば賭けのようなものに、三万五千円とか払えません…。

そこで、デパートで靴を探すのをやめ、個人でやってるような靴屋さんで探すことにしました。
神戸は靴の町。
商店街や高架下には独自の目線でセレクトした靴を扱うお店があるのです。
その中には、そんなに高くなくても、いい靴を置いてる店があるはず。

そして、「そもそも足に合う靴ってどんなだろう」と、考え始めました。

つづく